PHPで文字列が半角カタカナであるかを正規表現でチェックする
文字列が半角カタカナであるかを正規表現でチェックするには「^[ヲ-゚]+$」のパターンを使います。この正規表現は「1文字以上の半角カタカナの組み合わせで構成される文字列」という意味になり「パターン」や「ヴィーナス」など長音や濁点、半濁点を含む半角カタカナの文字列にマッチします。
このパターンをPHPで正しく動作させるためには、文字エンコーディングがUTF-8であることを示すパターン修飾子「u(PCRE_UTF8)」を指定し「/^[ヲ-゚]+$/u」のように記述します。
基本的な半角カタカナチェックで利用できる正規表現のパターンは以下になります。
# | マッチさせたい条件 | 正規表現パターン |
---|---|---|
1 | すべて半角カタカナである | ^[ヲ-゚]+$ |
2 | n桁の半角カタカナである | ^[ヲ-゚]{n}$ |
3 | n桁以上の半角カタカナである | ^[ヲ-゚]{n,}$ |
4 | m桁以下の半角カタカナである | ^[ヲ-゚]{1,m}$ |
5 | n桁以上m桁以下の半角カタカナである | ^[ヲ-゚]{n,m}$ |
ソースコード
n桁以上m桁以下の半角カタカナであるかをチェックする
/**
* 文字列が指定した桁数範囲の半角カタカナかチェックします
* @param string $str 文字列
* @param int $n 最小桁数
* @param int $m 最大桁数
* @return bool 文字列が指定した桁数範囲の半角カタカナの場合はtrue、それ以外はfalse
*/
function isHalfWidthKatakanaInRange(string $str, int $n, int $m) {
return preg_match(sprintf('/^[ヲ-゚]{%d,%d}$/u', $n, $m), $str);
}